いろいろなお顔の悩みは手っ取り早く化粧品でなんとかなれば一番早いって思いがちですがそう簡単にいかないのが大人世代。若いうちはほうれい線というものにも気づかず過ごしてこれてもさすがに見て見ぬふりしてきた代償は大きい。ときづくのも同じく大人世代。
ただ、いろいろなことを経験値としてしっている私たちは残念ながら一夜にしてすごい効果ってものもそうそうないのもわかっている。日常の中で習慣的に取り入れることで「続く」っていう事もわかってきている我々はまずはかしこく日常習慣に取り入れて、憎きほうれい線を愛しきほうれいせんにして行きましょう。
ほうれい線の原因
ほうれい線の最大の原因はたるみ。加齢によって真皮内のコラーゲン線維やエラスチン、靭帯が劣化します。肌の弾力を保っているネットのような組織が弱くなり、頬の重みに耐えられず谷底のようなシワができてしまうのです。
特に大きく影響を及ぼすのは以下の層です。
1. 骨
顔の骨は「顔の土台」として筋肉・皮下脂肪・真皮・表皮を支えています。しかし加齢によって骨は骨密度減少とともに、小さくなります。この変化によって各層を十分に支えられず、重力で垂れ下がり、その結果、たるみを引き起こします。
2.皮下脂肪
加齢や急激な体重の増減による皮下脂肪減少や移動でたるみは生じます。頬の皮下脂肪も元々あった場所から下に移動(下垂)し、口まわりの皮下脂肪の量が減ることで自然に溝が深くなってしまうのです。
3.ほお、口元の筋肉(表情筋)の減少と衰え
頬・口元の筋肉(表情筋)の減少や衰えでほうれい線を目立たせます。皮下脂肪や皮膚を支えられず、たるみに繋がったり、上下にひっぱる筋肉のバランスが崩れると、肌が下垂したように見え、結果的にほうれい線を目立たせてしまいます。加齢はもちろん、長年のマスク生活で口角を使う意識することが減るとさらに、筋肉が衰えてしまうので注意しましょう。
4. 顔立ち(骨格、筋肉、歯並び)
ほうれい線は頬骨の高さ、筋肉のつき方や量、頬の脂肪の程度、などの影響を多大に受けます。頬骨の位置が高いまたはその反対の張っていない、口元が突出しているなど、骨格はほうれい線がときに目立つことになります。身体だけでなく顔の筋肉骨格がほうれい線への影響を出しているのですね。
5.肌の乾燥
乾燥は最も、しわや溝を目立たせる原因です。レーズンなどの、ドライフルーツを例に挙げます。みずみずしさ(うるおい)を失うと、乾燥によるしわができることはもちろんのこと、影が目立つようになってしまうのです。
加齢を重ねると30~40代頃から皮脂の分泌量は減少します。ということは肌が乾くということになります。また気候やエアコンはもちろん、紫外線も間接的に肌の乾燥を招くので、注意が必要です。
6.むくみ
むくみだけでほうれい線が生じるのではありません。肌のたるみと合わさって、ほうれい線を目立たせてしまいます。肌内部に余分な水分が溜まってしまうと、その重さでも肌は垂れ下がってしまうのです。
7.骨格の歪み
猫背である、片側だけの咀嚼、就寝時に左右の決まった方を向いて横になる──などの日常生活がほうれい線を目立つ原因になることもあります。重力の影響もさることながら、片側ばかりの表情筋を動かすためです。
これらは、長年続けてしまった影響、で起こります。
さて、自宅でできる日常習慣
1.朝の、コップ1杯の水習慣
私たちの体の60%は水分。睡眠中はコップ1杯分(200ml)の汗をかくといわれているので、コップ1杯の水を飲んで失われた水分を補いましょう。水分が不足すると血液の流れが悪くなるだけでなく新陳代謝も鈍くなって、老化促進!!血流を促して体内の老廃物をスムーズに排出しましょう。寒い季節や体が特に冷えている時は、白湯を作って飲むのも良いですね。
2.ほうれい線撃退はブクブクうがい
表情筋が衰えて硬くなると目立ち始めるので、意識的に鍛えましょう。なにをですか?そうです。口の横に伸びた2本のほうれい線。見た目年齢を一気に引き上げてしまうので要注意です。
歯磨き後のうがいのタイミングでこのエクササイズをおすすめします。左右の頬、上下の唇と歯茎の間に水と空気をためて勢いよくすすぎます。上下左右3セットくらいをめやすにしてください。ポイントは皮膚を内側から伸ばすようなイメージで、パンパンに膨らませることです。
3.口もとのうるおいをマスクで
移動中の時間は口もとの保湿ケアに有効活用します! ほうれい線に乳液やクリームをやや厚めに塗り、唇にリップクリームをたっぷりなじませます。その上からマスクを。マスクの中は自分の吐く息でスチームサウナのような状態になり、口元もふっくらに。のどの乾燥も防げます。やってみてください。
4.大股歩きでエクササイズ!
太ももやお尻のたるみが気になる人におすすめなエクササイズです。大股歩き。普段より5cm歩幅を大きく意識して颯爽と歩きます。この時、大事なのは腕を大きく振り、後ろに引くように意識すること。背中のぜい肉にも効果的です。歩く移動時間など、チャンスは意外と多いものです。
5.肩甲骨をキュッ!を椅子に座る美習慣に
家事やデスクワーク、スマートフォン操作などで前かがみの姿勢を続けていませんか?つい猫背になりがちです。すると背中にぜい肉がついて腹筋もゆるみがちになり、お腹もぽっこりと出やすくなります。恐ろしいですね。椅子に座ったら肩を少し後ろに引いて肩甲骨をキュッと引き寄せ、背すじを伸ばす。これを習慣にしてください。お腹の肉を引き上げるよう意識しましょう。
6.小顔のための耳ぐるぐる体操
顔のむくみやくすみが気になった時、はこれをしてみてください。耳ぐるぐる回しです。方法は簡単、両手の親指と人差指で耳たぶをつまみ、グルグルと回すだけ。そのまま、つまむ位置を耳の上部まで少しずつ移動させ、最後に耳を斜め上の方向に引っ張って離します。耳にはたくさんのツボがあります。そのツボを刺激することで血流や水分代謝がスムーズになり、結果的に顔色が明るくなってフェイスラインもすっきりしてきます。良いことづくめですね。
7.ながらで、割り箸顔筋エクササイズ
いくつになってもキュッと上がった口角は大事。料理やレンジ調理の合間を利用してできる時短美容テク。上下の前歯で割り箸を軽く噛み、口角が割り箸のラインの上になるように意識します。そのまま30秒~1分間ほどキープ。頬を持ち上げる感覚を表情筋に仕込んでください。日常でも笑顔笑顔~
8.シャンプー前の1分ブラッシングで艶髪ゲット
肌とともに気になるのが、髪のツヤです。髪の艶はエイジングを検書に表しますから食いをつけなくてはいけない箇所です。イキイキとした頭皮からしか艶髪は生まれません。シャンプー前の1分間ブラッシングで頭皮の血行を促進で髪の毛も喜びます。。
まずは毛先からブラシを通し髪のもつれを取った後、ブラシを地肌に密着させます。生え際から頭頂部に向かって全体的にとかし上げます。ブラシは、ピンの間隔が広く先の丸いものがベター。
9.美肌入浴は、ぬるめのお風呂に15分が鉄則
美容のためにぜひ、有効活用したいのが毎日のバスタイム。シャワーだけではだめです。しっかり湯船に浸かって体を温めなければ肌の新陳代謝もアップしません。しかし、熱いお湯や長すぎる入浴は、かえって肌の乾燥が進む要因に。ここは注意ですね。“美肌のため”という視点では、39度前後のぬるめのお湯に15~20分程度浸かるのがベストです。ベッドに入る1時間ほど前に入浴を済ませると、スムーズな睡眠にも導かれます。
10.スキンケアに、手のひらの最低限活用
朝晩のスキンケアタイムに「化粧品のなじみが悪い」と感じていませんか?ほかの化粧品に目移りする前にぜひ、今使っている化粧品を最大限に生かす工夫をすることをおすすめします。
おすすめはハンドプレス。化粧水や乳液などを肌全体に伸ばした後、手のひらで覆うようにゆっくり押さえてなじませます。温熱効果や密閉効果で、化粧品の浸透が高まるといわれています。10秒ほど押さえてみてください。肌のうるおいがアップするのを実感しますよ。
1日数十秒でいいから、自分の肌や体のことをほんのちょっと意識する……。高いお金をかけなくても、そんな時間を持ち続けていれば、いつまでもキレイをキープできますよ!
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